知足(ちそく)とは、お釈迦様の最後の教え『遺教経』にある「八大人覚」のひとつで、老子の教えの中にもあります。

「八大人覚」
少欲(欲を少なくする)
知足(足ることを知る)
遠離(執着から遠く離れる)
精進(一生懸命努力する)
不忘念(最初の志を忘れない)
禅定(心を乱さない)
智慧(物事を正しく認識する)
不戯論(無駄口をきかない)

『老子道徳教』
知人者智 (ひとをしるものはちなり)
自知者明 (みずからをしるものはめいなり)
勝人者有力 (ひとにかつものはちからあり)
自勝者強 (みずからかつものはつよし)
知足者富 (たるをしるものはとむ)
強行者有志 (つとめておこなうものはこころざしあり)
不失其所者久 (そのところをうしなわざるものはひさし)
死而不亡者壽 (ししてしかもほろびさるものはいのちながし)

心豊かに満ち足りていなさいという意味です。